天栄温泉郷の概要

天栄温泉郷(テンエイオンセンキョウ)

  天栄村は福島県南西部に位置し、「大川羽鳥県立自然公園」に指定された年間70万人の観光客が訪れる観光地。村の西部に「二岐」「岩瀬湯本」「天栄」「羽鳥湖」の温泉地が点在している。付近にはスキー場、ゴルフ場、テニスコートなどスポーツレジャー施設も充実。

 

1.二岐温泉(フタマタオンセン)

 福島県の会津地方と中通地方の境界に位置する二岐山の山麓、二岐川の渓谷沿いにある。その開湯の歴史は古く、平安時代にはすでに温泉が湧いていたと伝えられ、平家の落人が隠れ住んでいたとも伝えられている。現在の宿は全部で7軒。渓流沿いに露天風呂を持つ宿もあり、湯に浸りながら四季の移り変わりを自然のままに楽しめる。天然そのままの岩風呂と湯煙に漂う風情。山桜が散る青空、時雨の夕暮れ、紅葉の舞う静寂、しんしんと冷える夜空など、露天風呂の醍醐味を存分に味わえるひととき。周囲はブナの原生林に囲まれ豊富な湯量と静けさが大きな魅力となっている。

 

2.岩瀬湯本温泉(イワセユモトオンセン)

  二岐温泉から車で30分、二岐川と鶴沼川に挟まれた山間の温泉。9世紀の初めごろ、嵯峨天皇が病気になられ、これを癒すための温泉を探す命を受けた側近の公家によって発見されたと伝えられる。ここにある湯泉八幡神社には、この由緒ある伝説を今に伝える菊花紋章が残されている。
 長い間湯治場として利用されてきた岩瀬湯本温泉は、いまも茅葺き屋根の宿がひっそりと建ち並び、昔ながらの風情と素朴な懐かしさを感じさせる。

 

3.天栄温泉(テンエイオンセン)

  日本海と太平洋を分ける分水嶺「鳳坂峠」のふもとにたたずむ1軒宿の温泉。四季を彩る山、清らかな渓流のせせらぎが、旅の疲れを癒してくれる。
 地元で栽培されたバラを湯船にたっぷり浮かべた「バラ風呂」が自慢。(4月から10月まで)

 

4.羽鳥湖温泉(ハトリコオンセン)

  天栄村の観光のシンボル「羽鳥湖」をのぞむ羽鳥湖高原にある温泉。宿泊施設は、コテージタイプのホテルとペンション。すぐそばにテニスコート、ゴルフ場、サイクリングロード、スキー場などのスポーツレクリエーション施設がある。