国民保養温泉地について | 日本温泉協会

国民保養温泉地について

国民保養温泉地について

2015年12月11日 公開

国民保養温泉地とは

国の温泉行政を担う環境省では、数多くの温泉地の中で温泉利用の効果が充分期待され、かつ健全な温泉地としての条件を備えている地域を「国民保養温泉地」として指定しています。国民保養温泉地は、温泉法第29条に基づいて選定されるもので、温泉の公共的利用増進という目的があります。
国民保養温泉地の指定は、昭和29年から開始されました。当初、青森県・酸ヶ湯、栃木県・日光湯元、群馬県・四万の3地域が指定され、以後年々増えて現在までに全国で97ヵ所が指定されています。

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四万温泉の温泉街と酸ヶ湯温泉の「千人風呂」

国民保養温泉地の指定について

国民保養温泉地の指定を受けるためには、いくつかの行政手続きが必要となりますが、指定される温泉地は概ね次のような条件を満たすものとされています。

第1 温泉の泉質及び湧出量に関する条件
1.利用源泉が療養泉であること。
2.利用する温泉の湧出量が豊富であること。なお、湧出量の目安は温泉利用者1人あたり0.5リットル/分以上であること。

第2 温泉地の環境等に関する条件
1.自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の観点から保養地として適していること。
2.医学的立場から適正な温泉利用や健康管理について指導が可能な医師の配置計画又は同医師との連携のもと入浴方法等の指導ができる人材の配置計画若しくは育成方針等が確立していること。
3.温泉資源の保護、温泉の衛生管理、温泉の公共的利用の増進並びに高齢者及び障害者等への配慮に関する取組を適切に行うこととしていること。
4.災害防止に関する取組が充実していること。

国民保健温泉地とふれあい・やすらぎ温泉地

環境省では、国民保養温泉地の中から療養効果または自然とのふれあいという点において顕著な温泉地について、「国民保健温泉地」ならびに「ふれあい・やすらぎ温泉地」として指定しています。

国民保健温泉地について

環境省では、国民保養温泉地の中から、保健的利用に適した温泉地を選定し、昭和56年から「国民保健温泉地」として指定を開始しました。

国民保健温泉地は、温泉の保健的効能の積極的な活用を目的として、療養効果の高い泉質を有する温泉源を保護するとともに、その温泉の持つ保健的効能を充分活用するために必要な各種公共施設の整備を図ることに重点を置いています。その指定にあたっては、幾つかの要件を備えた温泉地が前提となります。

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肘折温泉郷黄金温泉の飲泉所と丸子温泉郷鹿教湯温泉の五台橋

国民保健温泉地に選定されるための要件は次の通りです。

1.温泉の効能に関する要件
温泉が特定の疾病に対して優れた療養効果を有していること。
2.温泉地の環境に関する要件
豊かな自然環境に恵まれていること。
3.温泉地の管理運営に関する要件
温泉の保健的利用を指導することができる医療機関が設置されており、かつ、医師の指導下において利用に供される温泉センターの設置が予定されていること。
地元市町村及び関係団体によって、温泉地の公共施設の適正な管理運営が行われること。

昭和56年当初は7地域でしたが、現在は21地域が国民保健温泉地に指定されています。

ふれあい・やすらぎ温泉地について

環境省では国民保養温泉地の中から、自然の活用に適した温泉地を選定し平成5年から「ふれあい・やすらぎ温泉地」として指定を開始しました。

ふれあい・やすらぎ温泉地は、温泉の有する保健的機能に加え、温泉地の優れた自然環境を積極的に活用することにより、自然を理解するとともに、心身のやすらぎを増進する事を目的として、その温泉地の自然を充分活用するために必要な各種公共施設の整備を図ることに重点を置いています。その指定にあたっては、幾つかの要件を備えた温泉地が前提となります。

国民保養温泉地について05 国民保養温泉地について06
板室温泉の全景と明礬温泉の湯の華採取小屋

ふれあい・やすらぎ温泉地に選定されるための要件は次の通りです。

1.温泉地の環境に関する要件
豊かな自然に恵まれ、かつ、自然教育に適した環境を有していること。
2.温泉地の管理運営に関する要件
自然ふれあいセンターもしくはこれに準ずる施設が設置され、又はその施設の設置が予定されており、かつ、利用者の自然環境に関する理解の増進を図るための指導員もしくは管理員が配置され、又はその配置が予定されていること。
地元市町村及び関係団体によって、温泉地の公共施設の適正な管理運営が行われること。

平成5年当初は、5地域でしたが、現在は25地域がふれあい・やすらぎ温泉地に指定されています。
国民保養温泉地に指定される温泉地は、いずれも歓楽的な色彩のない健康的な温泉地となっています。国民保養温泉地とふれあい・やすらぎ温泉地についても、国民保養温泉地の中から選定されるので同様です。
ストレスの多い現代社会で暮らす人々にとって、国民保養温泉地は心身のリフレッシュに好適な温泉地であると言えるでしょう。
国民保養温泉地に指定された各温泉地の情報については、「温泉名人」の「国民保養温泉地コーナー」をご覧下さい。

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