山形県 湯野浜(ゆのはま)
山形県鶴岡市
湯野浜概要
湯野浜の「海」「白い砂浜」「夕陽」が魅力
山形県鶴岡市の北西部、日本海に面した海辺の温泉地。その起源は今からおよそ970年前、天喜年間(1053~1058年)にまでさかのぼります。伝えによると、漁師が海辺で傷を癒やす亀を見つけ、そこから温泉が湧き出ていたことから「亀の湯」と呼ばれるようになったといいます。湯野浜海岸は、夏には海水浴をはじめ、サーフィンやスキューバーダイビングなどのマリンスポーツ、磯釣りなどを楽しむ人々で賑わいます。また、日本海に沈む夕陽の美しさは格別で、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。海辺に広がる茜色の光景は、訪れる人々の心を魅了してやみません。温泉地は庄内砂丘の南端に位置し、周辺はメロンやスイカの名産地としても知られています。夏の旬の時期には、産地直売所が並び、新鮮な果実を求める観光客で活気にあふれます。
鶴岡市はかつて庄内藩の城下町として栄え、今も歴史を感じさせる街並みが残ります。時代小説作家・藤沢周平の故郷としても知られ、映画『たそがれ清兵衛』や『隠し剣 鬼の爪』のロケ地としても有名です。湯野浜温泉を訪れれば、藤沢文学の原風景ともいえる情緒豊かな庄内の景観に出会うことができます。
湯野浜の見どころ
湯野浜海水浴場、出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)の神社参拝、日本100名山「月山」登山、致道博物館、鶴岡カトリック教会天主堂など。
湯野浜へのアクセス
(電車)JR羽越本線鶴岡駅から庄内交通バス湯野浜温泉行き約40分、終点下車、徒歩3~15分。
(クルマ)山形自動車道鶴岡ICから国道7・県道338・国道112号線経由、約11キロ、約25分。
(飛行機)庄内空港から国道112号線経由で約10分。
MAP 湯野浜海水浴場
湯野浜の泉質・適応症
泉質
塩化物泉
適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
15軒