【図書案内】下呂温泉価値創出プロジェクト
2025年12月4日 公開
本書は、日本三名泉の1つとして知られる岐阜県の下呂温泉、その老舗旅館・水明館の長男として生まれ、4代目として旅館経営を支え、また観光協会の会長として地域活性化を牽引、日々現場の第一線で活躍中の著者が、温泉地再生の取り組みを明かしています。
旅行形態が団体旅行から個人旅行へと移行し、さらに新型コロナウイルスの影響が観光業界を直撃し、どの温泉地も苦戦をしいられるなかで、旅行者データの分析に基づくマーケティングで旅行需要を予測し、新たな宿泊プランを開発。また製造業の現場で採用されているトヨタ生産方式の「カイゼン」の考え方を旅館経営に取り入れ、従業員が働きやすい環境へと改善。また下呂温泉では、官民連携により行政と観光協会、旅館組合、商工会、飲食店、観光施設がDMOでデータを共有し好循環が生まれている。
著者と同様に旅館業の経営と温泉地の活性化に携わるすべての人に読んでもらいたい一冊です。
【図書名】下呂温泉価値創出プロジェクト -旅行客を惹きつける観光改革-
【著者】瀧 康洋(下呂温泉観光協会会長、下呂温泉水明館社長)
【発行元・体裁】株式会社幻冬舎/192頁
【発行日】2025年9月11日
【定価】1700円+税
【購入方法】amazonからご注文いただけます。⇒外部リンク



























