「温泉マーク」の見直しについて | 日本温泉協会

「温泉マーク」の見直しについて

「温泉マーク」の見直しについて

2016年12月28日 公開

温泉マーク

日本温泉協会はなじみ深い温泉マーク(♨)を支持しています。

 日本の湯壺の中から湯気が3本立ち上る温泉マークは歴史と伝統をもち、日本人に定着をしています。その温泉マークを外国人にもわかりやすいようにと3年前の2013年に作成され、国際規格(ISO)に登録された図案を経済産業省は、今年になって初めて日本の温泉関係者に示してそれへの変更を求めました。しかし、温泉関係者からは現行マークの存続を求める声が上がっています。そこで経済産業省は現行マークと国際規格マークの両方を認めようという方向になってきました。
 そのような中で、日本温泉協会は日本の温泉のシンボルでもある日本の温泉マークについて理事会などでの議論をふまえて大山正雄会長名で下記のコメントを出しました。

温泉マークについて

      一般社団法人 日本温泉協会
会長 大山正雄

 訪日外国人数は20年前が384万人でしたが、4年前頃から急増して昨年2千万人を越えています。最近、浴場で外国人をよく見かけます。日本の温泉は訪日外国人にも人気の筆頭です。
温泉の象徴でもある3本の湯気の立つ日本の温泉マークについて、経済産業省は国際規格としてマークの中に3人の姿の入った図の方が外国人に分かりやすいと提案しました。
 日本の温泉マークは群馬県磯部温泉地の万治4年(1661)の絵図に初めて登場したのですが、今日まで350年以上の長きにわたり国民に親しまれ、熱海市や草津町の紋章、国土地理院の地形図、あるいはデザインなどに用いられています。道路標識のように生命に関わることならまだしも、歴史や文化をもち、そして説明すれば容易にわかる記号でもあるので変える必要があるとは思えません。
 当協会はわかりやすいというだけの発想は受け入れがたく、これまでシンボルとしていた温泉マークを支持します。

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